北欧の木造建築

AHOOニュース
環境意識向上で新たな高みに

木造の建築物として世界有数の高さを誇るサラ文化センター(Sara Cultural Centre)は昨年末、 スウェーデン北部にある人口3万5000人の町にオープンした。木造20階建て、高さ75メートルのビルには、 ホテル、図書館、展示ホール、劇場が入っている。主に使われている建築材はトウヒ材だ。
スウェーデン北部一帯は大半が森林に覆われているが、そのほとんどを占めるのがマツ科の針葉樹トウヒ。
木を使った家造りは昔ながらの地域の伝統だ。
現在、スウェーデンの建築家たちは、より持続可能性の高い建築方法を選択する改革を最前線で推し進め、 業界を導こうとしている。同国をはじめ近隣の北欧諸国では、建築技術の進歩のおかげで大型の 木造建築物が続々と建設されている。
建築に木材を使う主な利点は、環境により優しいことだと推進派は主張する。
国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、建築資材として木材を用いた場合、 炭素集約度(エネルギー消費量当たりの二酸化炭素排出量)をコンクリートの最大30分の1、 鉄鋼の数百分の1から数千分の1にまで減らすことが可能だという。

このような記事がありましたので、ご紹介します。

 

参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdff4d03ac2ee5c0d6a0182d0f961e304d1c8c02