直轄営繕の週休2日工事、9割超達成

21年度末までに90・9%の159件で週休2日を達成

国土交通省が直轄営繕事業で試行している週休2日工事の達成率が9割を超えた。
ASP(情報共有システム)の活用などによる受発注者間の円滑な協議や適正な工期設定が 達成要因に挙がっている。大規模な改修等工事で原則化するなど、さらに試行を拡大する。
直轄営繕工事では18年度に労務費補正などを試行導入。完了工事の週休2日達成率は 19年度が67・4%、20年度が78・9%と着実に上昇していた。
アンケートで達成要因を聞くと、回答が多かった順に▽円滑な協議=102件 ▽適正な工期設定=97件▽工事間調整が適切=76件▽書類の簡素化=42件 ▽設計と施工条件の相違なし=22件▽シフト制での調整=12件 ▽施設利用者の協力=5件-などが挙がった。未達成要因では「施工条件の変更など 施工中の不確定要素による遅延」が16件中6件で最も多かった。こうした事情を踏まえ 施工中の不確定要素が工程に影響を与える場合、受注者と協議し工期変更などで対応に 当たる方針を明確化した。

このような記事がありましたので、ご紹介します。

 

参考記事
https://www.decn.co.jp/?p=144455